空き家を高く売るには?売却時の税制特例についても解説

空き家を高く売るには?売却時の税制特例についても解説

相続などで取得した空き家を、少しでも高く売りたいけれど、どのような手順や対策が必要なのかわからずお困りではありませんか。
空き家は、長期間放置してしまうと建物の劣化が急激に進んで資産価値が下がり、いざ売却しようとしても、希望通りの価格で売れないというリスクを抱えています。
本記事では、物件の価値を高めるための事前準備や、安心して任せられる不動産業者の選び方、さらに売却後の手取り額を増やす税制特例の活用法について解説します。
現在所有している空き家の売却を検討されており、なるべく良い条件で手放したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

空き家を高く売る条件は?

空き家を高く売る条件は?

空き家を高く売るために必要な条件には、主に適切なメンテナンスや事前の片づけなどがあります。
まずは、空き家の価値を高めるための準備について、解説していきます。

外装・内装の修繕手順

第一印象を良くするには、まず外観と室内の見え方を整えることが大切です。
外壁の汚れを落とし、庭や玄関まわり、駐車場を整えて、すっきりした印象にしておきましょう。
室内は、壁紙のめくれや床の傷など、目につきやすい部分から手を入れると印象が変わりやすくなります。
ただし、売却前に大がかりな改装をするのではなく、必要な範囲に絞って進めるほうが良いでしょう。
買主によって好みが分かれるため、清潔感を高めることを意識すると、売却活動も進めやすくなります。
また、定期的に換気や通水をしておくと、においや配管のトラブルを防ぎやすくなります。

室内を片づける

室内に家具や日用品が多く残っていると、実際の広さや動線が伝わりにくくなります。
そのため、まずは残置物を整理し、できるだけすっきりした状態に整えることが大切です。
物が多くて自分だけでは進めにくい場合は、不用品回収や遺品整理の利用を考えるのも良いでしょう。
そのうえで専門業者による清掃を入れると、室内全体の印象を整えやすくなります。
とくに、水まわりや窓ガラスをきれいにしておくと、明るさや清潔感が伝わりやすくなります。
このように、購入希望者が暮らしをイメージしやすい空間に整えることが、印象を高めるポイントです。

欠陥を事前に診断する

売却を進める前には、雨漏りやシロアリ、建物の傾きといった見えにくい不具合の確認も欠かせません。
事前に状態を把握しておくと、引渡し後の説明もスムーズになり、安心感のある取引につながります。
そのため、専門家による建物診断を活用し、客観的に家の状態を整理することが大切です。
診断で修繕が必要と分わった場合は、工事費と見込める売却価格を比べ、収支を試算してみましょう。
修繕して魅力を高める方法と、現況を明示して条件を整える方法を比べると、手取り額を考えやすくなります。
結果を先に共有できる物件は、買主に情報が伝わりやすく、前向きに検討を進めてもらいやすくなります。

高く売るための不動産業者の選び方

高く売るための不動産業者の選び方

前章では、空き家の価値を高めるための準備について述べましたが、実際に売却を任せるパートナー探しも重要です。
ここでは、空き家売却に強い不動産業者の選び方について、解説していきます。

売却実績データの比較

不動産会社を選ぶ際は、まず空き家の売却実績を比較することが重要です。
売却件数は経験の厚みを見やすい材料になり、提案内容を判断する参考にもなります。
また、物件写真の見せ方や紹介文の丁寧さ、掲載先の広さにも違いが出やすいため、見ておくと良いでしょう。
空き家の魅力を言葉と写真で伝えられる会社は、購入希望者との接点を広げやすくなります。
さらに、査定書に根拠となる事例が具体的に示されているかも、確認しておきましょう。
査定額の高さだけで決めず、販売戦略の中身まで比べることが大切です。

地域密着型業者の強み

空き家の売却では、得意エリアを持つ不動産会社を選ぶと、相場に合った提案を受けやすくなります。
地域密着型の会社は、駅ごとの人気や周辺環境の変化など、細かな地域情報に詳しい傾向があります。
そのため、同じような条件の物件でも、どこを魅力として伝えるかを整理しやすくなる点はメリットです。
また、地元で住み替えを考える方や投資目的の方など、独自の顧客につながっている場合もあります。
その結果、公開前の打診や早めの反響につながり、販売計画も立てやすくなるでしょう。
査定を受ける際は、近隣の成約事例をどう見ているかを聞くと、地域への理解が見えやすくなります。

担当者の対応力と評価

会社の実績だけでなく、担当者の対応力も売却結果を左右する重要なポイントです。
面談では、質問への答えがわかりやすいか、連絡が早いか、説明にぶれがないかを見ておきましょう。
売主の希望を丁寧に受け止めながら、相場や進め方を整理して伝えられる担当者は頼りになるでしょう。
また、専任媒介契約を結ぶ場合は、窓口を一本化しやすい反面、事前の確認がより重要になります。
契約前に、報告の頻度や広告の出し方、内見後の共有内容まで聞いておくことが大切です。
売却中の動きが見えやすい担当者を選ぶことで、納得しながら進めやすくなります。

空き家の売却で活用したい税制特例と節税方法

空き家の売却で活用したい税制特例と節税方法

ここまで、売却に向けた準備や業者選びを解説しましたが、手元に残るお金を増やすための税金対策もおさえておきましょう。
最後に、空き家売却で利用できる税制特例について、解説していきます。

3,000万円控除の条件

相続した空き家を売却する際は、「3,000万円特別控除」を使えると、税負担を抑えやすくなります。
この特例を受けるには、亡くなった方が直前まで1人で住んでいた家であることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
また、相続してから売却するまでの間に、居住や貸し出しをしていないことも、確認しておきたいポイントです。
旧耐震基準の建物では、耐震適合させるか、更地にして売却することが求められます。
さらに、申告には確認書や登記事項証明書などが必要になるため、早めにそろえておくと手続きを進めやすくなります。
売却期限も決まっているため、相続後はできるだけ早めに準備を始めることが大切です。

特例を適用する節税の効果

この特例は、使えるかどうかによって、税額に大きな差が出やすい点が特徴です。
たとえば、譲渡所得が4,200万円ある場合は、3,000万円控除によって課税対象を1,200万円まで抑えられます。
長期譲渡として約20%の税率で考えると、税額の目安が大きく変わる可能性があります。
その差によって、売却後の資金計画や住み替えの準備にも、ゆとりを持ちやすくなるでしょう。
なお、実際の税額は取得費や諸費用によって変わりますが、事前に目安を把握しておくことは大切です。
あらかじめ手取り額をイメージしておくと、売却価格や条件も落ち着いて考えやすくなります。

他の特例と併用する際の注意点

税制特例はそれぞれ条件が異なるため、使える制度を早めに整理しておくことが大切です。
たとえば、「マイホームの軽減税率の特例」は、売主本人が住んでいる家が対象になります。
一方で、「相続空き家の3,000万円特別控除」は、相続後に誰も住んでいないことが前提です。
そのため、同じ物件で両方を使える場面は多くなく、どの制度が合うかを確認しておくことが必要です。
また、制度名が似ていても要件や対象は異なるため、申告前に内容を整理しておくと判断しやすくなります。
取得費の確認や申告に不安がある場合は、税理士に相談すると進めやすくなるでしょう。

まとめ

空き家を高く売るには、外観や内装を整え、室内を片づけ、事前診断で不具合を確認することが大切です。
不動産会社を選ぶ際は、売却実績にくわえて、地域情報への詳しさや担当者との相性、販売戦略も確認しましょう。
手元に残るお金を増やすには、3,000万円特別控除などの特例を把握し、条件や併用ルールを早めに確認すると良いでしょう。

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小倉エリアで戸建てなどのお住まいのご購入やお探し中のお客様をお手伝いする、株式会社不動産ふたみんでございます。
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資格:宅地建物取引士 不動産キャリアパーソン 損害保険募集人

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