【囲い込み商法】知っておくべき業界の闇①【北九州市の不動産会社を知る】



不動産業界には、絶対に許されない闇あります。

今回はその中の一つである、売主様への背任行為【囲い込み】についてのお話です。

【囲い込み】の説明をする前に先ずは、不動産取引の仕組みについてご説明していきます。


「片手仲介」と「両手仲介」


不動産の売買には、片手仲介、両手仲介の2種類があります。


片手仲介


片手仲介とは、不動産の売主様、買主様それぞれに不動産会社が介在する取引です。共同仲介ともいいます。

そして、取引が完了したら、売主様は、売主様を担当した不動産会社へ報酬(仲介手数料)を支払い、買主様も同様に買主様を担当した不動産会社へ報酬(仲介手数料)を支払います。

それぞれの不動産業者が取引の片方ずつを担当するので片手仲介と言われるわけです。


両手仲介


両手仲介は、売主様、買主様ともに、一つの不動産会社が担当をして取引の仲介をます。
取引が完了したら、売主様、買主様ともに同じ不動産会社に報酬(仲介手数料)を支払います。

上記の片手仲介に対して、こちらは両方のお客様を担当するので両手仲介となるわけですね。

続いてもう一つ、こちらも知っておく必要があります。


不動産流通機構-レインズー



売主様を担当する不動産会社は、売主様から不動産の売却依頼を受けると、まず初めに不動産業者のみが閲覧できるサイトである、 不動産流通機構-レインズー へ売却物件の情報を登録します。

そして、買主様(この時点では住宅検討者様ですが、敢えて買主様と表現します)を担当している不動産会社が、不動産流通機構-レインズーから物件情報を取得し、買主様へ提案します。

結果として、買主様が売主様を担当している不動産会社でその物件を購入すると決めた場合は両手仲介に、それ以外の不動産会社を選ばれた場合は片手仲介になります。



【不動産ふたみん売却のガイドブック9ページより抜粋】
不動産ふたみん売却のガイドブックは査定をご依頼いただいた売主様にお渡ししています。


売主様を裏切る行為「囲い込み」とは



それではここからが本題です。

【囲い込み】とは、売却の依頼を受けた不動産会社がその物件情報を独占して、両手取引を行う為に、他の不動産会社へ情報を開示しない、または開示はしているものの「商談中」、「申し込みが入っている」等の嘘で他の不動産会社からの買主紹介を勝手に断ってしまう行為を言います。

下記画像【不動産ふたみん売却のガイドブック10ページより抜粋】をご参照ください。

不動産ふたみん売却のガイドブックは査定をご依頼いただいた売主様にお渡ししています。



囲い込みをする不動産会社は、一つの不動産を両手仲介で取引したい、つまり売主様と買主様の双方から報酬(仲介手数料)を貰いたいのです。

つまり、自社の利益の為なら、嘘をついても、売主様が損をしても良いと考えての行動という事になります。

もうお分かりかと思いますが、大切な不動産をこんな不動産会社に任せてしまったら後悔することになります。

売却に出している不動産が売れなければ、値下げ値下げを繰り返していくことになります。結果として、最後に笑っているのは囲い込み業者だけになりす。

信じられないことに、当社が耳にしたことがあるだけでも、北九州に住んでいる方なら多くの人が知る地場大手不動産会社や地元で歴史が長い不動産会社など、不動産の売却を検討される方が一番最初に相談してしまいそうな程の知名度がある会社が行っているという事実があります。

悲しい事に、北九州の不動産会社のモラルは想像以上に劣悪です。

勿論、そんな中でも正直に、誠実にやっている不動産会社も多数ありますのでご安心ください。

他にも、不動産の営業マンは口が達者で一見信頼できそうに見えてしまう、ということも一般のお客様が判断をしづらい要因になっています。

私共は、不動産会社からサービスを受ける売主様に冷静なご判断で選択をして頂きたいと考えています。

後悔の残らない不動産売却にする為に、少しでも当社ブログをお役立て頂ければ幸いです。

これから住まいの売却を検討される方、既に売却活動をされている方、
もしご縁があれば私たちにご相談頂ければ幸いです。

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肝付侑記

部署:CS事業部

マイホームご購入においては住宅ローンやライフプランのアドバイスが得意です。不動産のご売却においては効果的な広告制作やマーケティングなど売却戦略の立案が得意です。どちらも必ずお力になれるよう全力で取り組みます!

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