【北九州の空家問題】空家が放置されることで起きる問題とは?



今回は空家問題について触れていきたいと思います。

北九州市は人口減少による空家問題を抱えており、その数約7万戸以上と言われています。

なぜ空家が問題視されるのか、空家を放置することによって起きるトラブルとは何なのでしょうか?


① 建物の老朽化


日本の気候は高温多湿の為、木造住宅が多い日本では建物の換気がとても重要だとされています。

そして、空家になると建物内に十分な換気が行われず、劣化が早まり老朽化が進みます。

更に、放置する期間が長くなれば、自然災害によって倒壊してしまうリスクが高まります。

また近隣住民の方へ被害が及んでしまうことも想定されます。


② 衛生上の問題


敷地内の草木が覆い茂って越境することで隣接地に迷惑が掛かってしまいます。

また、人が住んでいない家は野良猫が住み着くことも多く、糞害で異臭がすることもあります。

空家が多い北九州市ではよく見る光景です。


③ 犯罪リスク


ここぞとばかりにゴミや不用品など不法投棄されている空家なども見かけますね。

他にも、燃え移るゴミが増えると火災リスクも高まってしまいます。

また、町の景観を損ねることにもなりますので、町全体の資産価値を下げてしまうケースも発生します。


④ 資産価値の下落


そもそもなぜ空家となってしまうのかですが、親が亡くなった際に相続して、相続人が遠方に住まれている等の理由から放置することになる場合が多いようです。

相続したタイミングであれば、建物価値を見込んだ価格で売れる場合もありますが、空家期間が長くなり建物が老朽化すると、近隣からの悪い印象がついてしまったり、火災や犯罪被害になった後では売れなくなってしまうケースもあります。


空家を放置するとペナルティー?特定空家とは





安全・衛生上良くない状態、景観を損なってしまっている等、適切な管理を行っていない空家は行政より【特定空家】に指定される場合があります。特定空家に指定されると、行政より指導→勧告→命令があります。命令に違反すると50万円以下の過料、最悪の場合は行政代執行(強制的に解体されます)となります。※解体費用は空家の所有者が支払う義務があります。

つまり、空家を放置して良いことはありません。何か理由があって放置せざるを得ない方も多くいらっしゃいますが、一人で悩まずプロに相談しましょう。解決できることの方が多くあります。


これから空家の売却を検討される方、既に売却活動をされている方、
もしご縁があれば私たちにご相談頂ければ幸いです。

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肝付侑記

部署:CS事業部

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