不法侵入されやすい空き家とは?トラブルと対策を解説!

不法侵入されやすい空き家とは?トラブルと対策を解説!

この記事のハイライト
●人が出入りした気配が感じられない空き家は不法侵入されやすい
●不法侵入されると「無断使用」「住みつき」「不法投棄」「火災」「鉢合わせ」「風評被害」でトラブルが起こる
●不法侵入を防ぐ対策は定期的に人が訪れてこまめに管理されていると印象付けることである

所有している空き家の様子をなかなか見に行けない場合は、不法侵入されるリスクが高まります。
不法侵入されやすい空き家には特徴があり、トラブルを防ぐためにしっかりと対策をすることが重要です。
今回は不法侵入されやすい空き家の特徴や起こり得るトラブル、侵入されない対策を解説します。
北九州市で空き家を所有している方は、ぜひご参考にしてください。

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空き家が不法侵入されやすいのはなぜ?

空き家が不法侵入されやすいのはなぜ?

不法行為は、人の目の届かない場所でおこなわれることがほとんどです。
そのためには、長時間人が現れない場所を探す必要があります。
空き家は人の出入りが少ないことが多く、不審者が身を隠すには都合の良い場所なのです。
しかし、空き家への不法侵入は犯罪であり、住宅侵入罪にあたります。
人が住んでいないからといって、侵入することは許されません。
不法侵入されていることが判明したら、まずは警察や弁護士に相談しましょう。
不審者と直接交渉すると、危害を加えられる恐れがあります。

不法侵入されやすい空き家の特徴

不審者は身を隠せる場所としての空き家を求めているため、人が出入りした気配が感じられない空き家は不法侵入されやすくなります。
反対に、所有者の訪問頻度が高く、こまめに管理されている空き家は狙われにくいでしょう。
不法侵入されやすい空き家には、以下のような特徴があります。

  • 雑草や植栽が伸び放題になっている
  • 郵便受けがチラシであふれている
  • ずっと雨戸が閉まったままになっている
  • 外壁や屋根が壊れているのに補修されていない
  • 家の周囲にゴミが放置されている

これらの特徴はいずれも、所有者が最後に訪れてから長い時間が経過していることを示すサインです。
所有者が適切に管理していないことが、外から見てもわかってしまいます。
そのため、不審者から不法侵入の絶好のターゲットとされてしまうのです。

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空き家の不法侵入トラブル

空き家の不法侵入トラブル

空き家への不法侵入が、さらなるトラブルにつながるケースは少なくありません。
不法侵入によってトラブルが発生すると、空き家の評判が悪くなります。
「トラブルが多発した空き家」と噂され、売却時に買主が見つかりにくくなるかもしれません。
適切な対策を講じるためにも、空き家が不法侵入された場合に起こり得るトラブルを押さえておきましょう。

無断使用

家具や生活用品などを、許可なく使用されるトラブルです。
家の中の整理が済んでおらず、不用品が置きっぱなしになっている場合は注意しなければなりません。
貴重品が残っている場合は、盗難に遭う可能性もあります。

住みつき

不法侵入した不審者が、勝手に住みついてしまうトラブルです。
とくに、ライフラインが解約されていない空き家は人目に付かずに電気・水道が使えるため居心地が良く、住みつきのリスクが高まります。
住みつくだけではなく、過去には振り込め詐欺など犯罪の拠点として空き家が使用された事例もありました。
不正購入した商品の受け取り場所として使われたり、子どもが入って遊び場にしたりというトラブル事例もあります。

火災

放火のターゲットとされたり、住みついた不審者がタバコの始末を忘れたりと、空き家は火災のリスクが高まります。
不法侵入した子どもの火遊びが原因で、火災が発生することもあるでしょう。
空き家は人が住んでいない分、火災の発見が遅れやすくなります。
近隣にも多大な迷惑がかかるため、絶対に防ぎたいトラブルです。

不法投棄

空き家の敷地内に、粗大ゴミなどを投棄されてしまうトラブルです。
ゴミが放置された場所は「ここなら勝手に捨てても良い」と思われ、不法投棄の温床になりかねません。
住みついた不審者が、食べ物のゴミなどを放置する可能性もあります。
食べ物のゴミは、悪臭や害獣・害虫発生の原因です。
ネズミなどが大量発生し、近隣の住宅にも入り込むと、さらにトラブルは深刻化します。
周辺一帯の美観や衛生環境が悪化してしまい、汚い街というレッテルを張られてしまうでしょう。

鉢合わせ

久しぶりに空き家を訪れたとき、不審者と鉢合わせしてしまうトラブルです。
危険な不審者だと、鉢合わせて逃げるどころか、危害を加えてくる恐れがあります。
そうなると、命の危険にさらされることになりかねません。
不審者と鉢合わせたら、直接交渉することは避け、警察などに相談しましょう。

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空き家の不法侵入対策

空き家の不法侵入対策

不法侵入を防ぐためのポイントは、定期的に人が訪れて、こまめに管理されていると印象付けることです。
ここからは、空き家の不法侵入を防ぐための対策を解説します。

見回り

定期的な見回りは、不法侵入を防ぐ対策として有効です。
玄関や窓、勝手口など、侵入口となる場所の施錠がされているか、しっかり確認しましょう。
倉庫や物置、ガレージなども不審者が侵入しやすい場所です。
そのため、見回りのたびに家中を隈なくチェックする必要があります。
ただ、空き家と離れた場所に住んでいる方は、定期的な見回りが難しいこともあるでしょう。
その場合は、警備会社のホームセキュリティや、シルバー人材センターの手を借りる方法もあります。

換気・掃除・補修

不審者は不法侵入する際、家の中の湿気や汚れ、破損部分などをチェックすることがあります。
空き家を見回るついでに、換気・掃除・補修といった対策をとることが大切です。
窓を開けて家全体を換気すると、湿気やカビを追い払うことができます。
ホコリがたまっている場所や汚れが目立つ場所は、綺麗に掃除をしましょう。
外壁や屋根など壊れている部分は、放置せずに早く修理することが大切です。

郵便ポストの整理

郵便ポストの中身をこまめに回収することも欠かせません。
チラシを投函されないように、ガムテープで閉じるなどの対策もあります。

庭の手入れ

雑草が伸びている状態は、不法侵入されやすい環境です。
こまめに草刈りをしておけば、人の侵入や不法投棄にすぐ気付くことができます。
空き家の花壇に花を植える対策もおすすめです。
花壇に花が咲いていると、人が住んでいる家だと印象付けることができるでしょう。

電気・ガス・水道の解約

電気・ガス・水道を解約して、使えないようにしておくことも効果的な対策です。
不審者が不法侵入して住みつく場合、快適に過ごせる家を選びます。
電気・ガス・水道が使えることが住みつく原因になってしまうことがあるので、早めに解約しましょう。

防犯カメラ

不法侵入を防ぐ対策として、防犯カメラを設置する方も少なくありません。
防犯カメラが設置されていると、「だれかが監視している」と思わせることができます。
不審者は人に見られるのを嫌がるため、不法侵入を抑止する効果が期待できるでしょう。
人感センサー付きのライトや大きな音が鳴る防犯砂利の設置も、おすすめの対策です。

不動産管理委託・不動産売却

空き家の管理が困難な場合は、管理を委託したり、空き家を売却したりすると良いでしょう。
管理委託であれば、定期的に訪問できない方も安心して任せられます。
維持管理などの費用を負担したくない方は、売却することで負担から解放されるでしょう。

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まとめ

人が出入りした気配がない空き家は不法侵入されやすい傾向があり、無断使用や住みつきなどのトラブルにつながりかねません。
不法侵入を防ぐ対策は空き家をしっかり管理することですが、難しい場合は管理委託や不動産売却を検討するのも手です。
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